2010年08月20日

施餓鬼(せがき)

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今回は実家にあります墓地を中心に執り行われる
施餓鬼(せがき)に行って来ました。
毎年8月20日にあります。

お墓にはそれぞれの家々が
灯篭と言うか提灯と言うか呼び方解らんな…
映りは最悪ですが
写真の様に沢山の灯篭提灯が墓石の前に釣られて壮観です。

施餓鬼の詳細は知りませんが、自分の解釈ではお盆に帰って来た先祖の霊を天国に送り返す為の最終イベントの様なモノだと思っています。


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沢山とは言い難いですが、夜店(よみせ)も出ます。
最近では縁日と言うのが普遍的な呼び方ですが・・・
自分は夜店と子供の頃に呼んでました。

大人になって規模が小さく感じる分もあるかと思いますが・・・
やっぱり昔と比べたら店の数は少ないですね。涙

丁度、自分たちが子供の頃が
ピークだったのかも知れないです。

夜店にはクジ引きのお店も沢山ありますよね。

目につく所に子供が喜ぶ高価なオモチャがドシっと飾ってあって
それを出汁にクジを引かせて暴利を貪る・・・。笑
最近の子供は安価なオモチャには見向きもしないし・・・
テレビゲームが出てからはソフトも商品に並ぶ様になって久しいです。
それでも過去に暴利を貪られた経験のある親が横に居ると
もうスルーされる事も多いんでしょうね〜。

ですがギャンブル的なこの遊びに喰い付くガキもそれなりに多い!
そういう連中が将来、パチンコや競馬競輪系のギャンブル業界を
支える大切な人材になるのでしょうかね。

自分が子供の頃、この施餓鬼に必ずやってくるクジ引き屋さんがいました。
自分達は子供の頃はクジ引きの事を「当てモン」と言ってましたね。

その当てモン屋が今から思えば可也の『 変わり種 』でした。

それは良くある夜店のテントっぽい作りではなく、オジサンが一人座れる程度の机を工夫して作った台に品物を並べて、子供にクジを引かせて「当たった、はずれ」と繰り返すだけの事です。
しかも最高商品・・・と言っても

『それホンマに撮れるん?』

って言う感じのカメラとかです。
勿論、それすら当たらない・・・もしくは当たると思えない。笑

さて、聞くからにショボイその当てモン屋の何が変り種なのか・・・。

口上です。

自分が覚えているのはたった二つしかありませんが。汗

バナナの叩き売りヨロシク・・・それよりはもっと小声でブツブツと何かを呟いているのです。
勿論、沢山の人がウヨウヨと通り過ぎるので本当はそれなりの声を出して居るのかもですが・・・近くで聞かないと分からない内容です。

それは

校長先生の嫁さんはデベソ!
校長先生の嫁さんは目噛んで死んだ!

です。

先にも書きましたが・・・自分が覚えているフレーズはこの二つだけですが・・・きっと他にも沢山レパートリーがあった事でしょう・・・。
自分が物心ついてから毎年訪れるその施餓鬼に来る「当てモン屋のこのオッサン」の口上。

「あっ!あの当てモン屋また来てるわ!」と思いながら決してクジ引きはせずに・・・この口上だけを毎年聞いてから・・・他の夜店に繰り出すのです。笑

今にして思えば、もっと他の口上もしっかりと聞いて覚えておくべきだったのですが・・・
上に書いた

「校長先生の嫁さんはデベソ!」
「校長先生の嫁さんは目噛んで死んだ!」

しか記憶にありません。

この様なワンフレーズを呟く様に繰り替えし、時々喰い付く子供にクジを引かせて

「はい残念賞〜!」とショボイ品物を渡す

自分もその内、地元の夜店などには行かなくなるし・・・
思春期には当てモン屋とはオサラバになる。
きっとあのオッサンももう死んだかな。

自分が子供の頃は夜店だけに限らず、色んな品物を移動販売している商売は沢山ありましたね。

改造したリヤカーで風鈴をリヤカーの上の台の辺り一面に釣って売り歩く
風鈴屋・・・
粘土細工の様な飴を練って・・・お客さんのリクエストに答えて和バサミでチョキチョキ部分部分をカットしながら言われたキャラクターを作る飴屋さん。
自分が小学高学年くらいには複雑なキャラクターが出て来ましたので子供のリクエストに答えれないパターンが激増していました。笑
その飴屋さんですが・・・最後がいつも理解不能なんです。
なぜならば、折角リクエストに答えてこしらえた飴細工を最後は逆さまに立てて空気を入れて膨らませてから、お客さんに渡すんですよね。汗
「そんなんしたら意味ないやん!」みたいな・・・。

実際に見た事の無い人には、今の説明では全く想像出来ないとは思いますが。

学校の裏に良くヒヨコ売り、得体の知れない品物屋、マジック製品屋も来てたし
日曜には「紙芝居」も来てました。
今では車で来ます、「ワラビ餅」も昔は人力車で来てました。

ロバのパン屋は、微かに記憶にあるレベルです。汗

竿竹売り、金魚売り(これもリヤカーかな)
自分の地元特有なのは
アブラカス(関西地方特有の牛の腸の干物?汗)や煮コゴリ、さいぼし(多分、馬の肉のソフト燻製)を早朝に売りに来るんです。

煮コゴリなんてのは、料亭や高級和食でしか最近は出てこない食べ物です。
若い人は知らない人も多いでしょうね。
アブラカスは自分は好きではありませんが母やお婆ちゃんは良く食べてましたね。
さいぼしはメッチャ美味いですよ。
今は可也高価な食べ物です。

と施餓鬼からエライ昔話になりました。汗

同年代や少し上の人には昔を思い出せてもらえたかもですね。


posted by Leach at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする