2019年02月23日

確かに有った大人社会



新年二弾目のブログです。更新遅っ!


今回も俺なりの解釈で独断的な考えをビシバシとぶっ飛ばしますw


昔の日本は大人向け社会だった

大人向け社会とは
子供や未熟な人間には理解出来ない
大人や成熟した人間の価値観や思考に依って形成される社会。

子供の頃には理解出来なかったが、それなりの経験を経て
あぁ!あの時、あの人に言われた事の意味が解らなかったけど
               なるほどこういう事だったのか!

と理解出来た時に自分も大人になったなぁ!と実感出来る社会。

それはある意味、理不尽で厳しい社会です。

理解出来ない状態のまま、叱られたり、置いて行かれたりもするんですからね。

でも、そこをイチイチ優しく誰も教えてはくれない

自力で解れ!

な世界です。
今はかなりそれがなくなりましたもんね。



さて本題です。

丁髷(ちょんまげ)って変ですよね。何よりも見た目が・・・。
どうやら丁髷が用いられ始めたのは平安時代からみたいですが

なんであんな妙な髪型になったのでしょう・・・。

一般的に言われているのは
戦時に被る兜をしっかりと固定させる為、蒸れを軽減する為
とあります。

丁髷に対する上記の説明に異論は有りません。

確かに女性も日本髪を結う時
毛量を多く見せる為に髷型(マゲガタ)などを中に入れて膨らませたりします。
芸者さんなどは日本髪を毎日、形良く結い上げる必要に迫られるので
髷型の収まりを良くする為に頭頂部をわざわざ剃ってる人も沢山居た様です。




自分はそれだけじゃないでしょーって思います。

今の時代の美意識から見れば丁髷は異様です。
まさに「けったいな髪型」です。w

美意識という観点から当時、丁髷はどう感じられて居たのかは分かりません。

明治政府が散髪脱刀令を布告した時に激しく反発した人や恥ずかしがった人が沢山居た事を考えると美意識的にも違和感が無かったモノを思います。

ただ、月代(サカヤキ)を剃る行為って随分、面倒臭いと思いませんか?
髭と同様に月代の部分も毎日剃らないと無精に見られるしね。

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戦争もそないに無いでしょうし、それでもずっと月代を剃って
見た目を清潔にする必要があるのですから。

こんなに面倒でけったいな髪型をずっと堅持していたのは何故でしょう・・・。

自分が思うに理由は「ハゲ」だと思うのです。

丁髷が普通だった時代に「若禿」は無かった。

11歳位になりますと「元服」と言って男子は前髪を無くして
月代を剃ると言う儀式があります。

元服を済ませると、月代を剃る日々が始まるのです。w

きっと毎日毎日剃るのは面倒やったでしょうね。
電気カミソリがあったら飛ぶように売れたでしょう。w

もしかしたら当時、剛毛の若者はこう思ったのかも知れません。

あぁ、毎日毎日剃るのが面倒だなぁ!早く禿げないかなぁ・・・」とねw

今の時代で自毛の丁髷を見られるのは大相撲です。
が、彼らは月代を剃っていません。
なので、若くして髪の毛が薄めの力士は目立ちます。w

でも、これが月代を剃っていた時代
前髪から頭頂部まで剃り上げるんですから

社会に「ハゲ」が存在し無くなるのです。

ハゲで差別される事も、自己嫌悪に陥る事もありません。

一体誰が丁髷を発明し、月代を剃る事を強引に決めたのかは
分かりませんですが!


アンタはエライ!!!


和服も大人社会ならではの産物品です。

若い内は痩せていて胴回りが細くて着物を着る時
わざわざ胴回りにバスタオルなどを捲いて着たりします。

人間は年を重ねる毎に肉付きが良くなるケースが多い。
着物、和服はふくよかな人の方が似合います。

毎日毎日、着物を着てた若者はこう思ったのかも知れません。

毎度毎度、着物の中に多めに生地を捲いて面倒だなぁ、早く太りたいなぁ」とね


お歯黒もそうです。


お歯黒も現代人に取っては異様です。
当時、既婚者はお歯黒を塗る

お歯黒が有るか無いかで既婚か未婚かが一目で分かる。

こう表現しますと

丸で昔は男性社会で女性は男性の所有物みたい!と
怒る人も居るかもですが

理由がちゃんとあります。

一般的な説明は虫歯防止・・・みたいなんですが
虫歯防止なら未婚者にも必要でしょう。

では何故、既婚者なのか・・・

昔は歯医者さんの技術も高くはありません。
ましてや出産してしまった女性は出産の為に栄養が不足して
歯がボロボロになったりします。

白いままだと抜けた歯やボロボロの歯は目立ちます。
ですがお歯黒で真っ黒にすると目立たない。

見慣れないとお歯黒は異様ですが、これが普遍になると
反って美しく感じる・・・


まだ未婚の若い女性はこう思ったのかも知れません。

私は歯が抜けて笑うと不細工だわ。早く結婚してお歯黒を塗りたいわ!」とね


丁髷、和服、お歯黒・・・この三つの風習を取り上げるだけで
昔の日本は大人向けの社会がしっかりと確立していた事が解りますね。


最後は麺をすする音です。

近年はインバウンドで西洋からの旅行者が沢山、日本に訪れています。

ラーメンも大人気なのでお店に入って、隣で日本人がズルズルズル〜!!!って音を立ててたら
食欲を無くす西洋人も居るかも知れません。

イタリアに旅行に行った日本人がレストランでパスタを食べた時にすする音を出してしまった。
その時、隣の席のイタリア人に「シッ!」ってされたって聞いた事があります。

俺はイタリア旅行に行けないw

音を立てずに食べる方が上品で
音を立てて食べると下品だ

と言われたら納得してしまうかもです。w

人によっては
日本人も音を立てずに食べるできだ!
なんて言う人も居るでしょう。


が最初に書きました、丁髷、和服、お歯黒・・・この三つの例を考えますと
日本人が何故、音を立てて食べる方を選択したのかも自ずと解る様な気がします。

・ハゲで悩むなら皆がその部分を剃ってしまった方が悩みは無くなる

・腹が出て嫌悪感に苛まれるのなら、それに似合う服装を作る

・歯が抜けたり、ボロボロになるのなら目立たなくしよう



上記の表現がまんま当て嵌まるのかは解りませんが

ちょっと音がするだけで「下品だ!」って思うよりも
その音を聞いて「美味しそう!」って感じる方が良いと思いません?

昔の日本人の選択って凄くないですか?


また、違う発見もありました。

自分は麺をすすった時に音がする事が自然で
音を立てずに食べる事が学習だと思ってたんです。



以前にTVでチンパンジーが麺を食べるシーンを見た時に
まんま西洋人が食べる様な麺の食べ方をしてたんです。

って事は「麺をすする」という行為が学習であると言う事です。

要するに我々日本人はわざわざ音を立てる食べ方を学習して育ってくると言う事です。


益々、凄いですよね。w

西洋的な考え方も素敵で凄くて理に適っている事も多いのですが

我々日本の先人達の凄く理に適った逆説法的な
風習の取り入れ方、作り方に改めて偉大さを感じる思いなのでした。

昔の日本は大人になった方が便利で生きやすい社会作りだった。
そう考えると昔は「早く大人になりたい!
と思う人の方が断然多かったのでしょうね。

現在は大人向けの社会じゃなく
子供向けの社会になっている様に思う。

果たしてそれで良いのだろうか・・・。

posted by Leach at 00:38| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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